お笑い芸人のやす子さんは、波乱万丈な人生を歩んできたことで知られています。
幼少期の貧困や両親の離婚、そして児童養護施設での生活など、数々の試練を乗り越え、現在の成功を手にしました。
今回はやす子さんの生い立ちについて調べてみました。
引用元:アサ芸プラス
項目 | 詳細 |
---|---|
本名 | 安井 かのん(やすい かのん) |
生年月日 | 1998年9月2日(25)歳 |
出身地 | 山口県宇部市 |
血液型 | A型 |
身長 | 154 cm |
所属事務所 | ソニー・ミュージックアーティスツ |
活動期間 | 2019年 – 現在 |
特技 | 射撃、水泳、柔道(有段者) |
前職 | 自衛官 |
やす子さんは1998年9月2日、「安井かのん」として生まれました。
彼女が幼少期に経験したのは、非常に厳しい生活環境と複雑な家族の事情でした。やすこさんが2歳の時、両親は離婚し、父親は家を出て行ってしまいました。
母親は女手一つでやす子さんと妹を育てることになりましたが、生活は貧困そのものでした。
テレビや洗濯機すらない生活が続き、食事も十分に取れない日々が続いたそうです。
やす子さんが語るところによれば、50円のパンの耳を買ってきて、それを食べて空腹をしのいでいたと言います。
特に辛かったのは、夏休みの時期で、学校の給食がなくなると、家に食べるものがほとんどない状況に陥ったことでした。
彼女にとって、給食が唯一の食事であり、その給食がない日々は「地獄のようだった」と振り返っています。
やすこさんが中学生の頃、彼女は自ら児童養護施設に保護を求めました。
極度の貧困と不安定な家庭環境が、彼女にとって日々の生活を耐えがたいものにしていたのです。
高校生のとき母親との関係が悪化したのをきっかけに、児童養護施設で生活するようなり、彼女の生活は一変しました。
児童養護施設での生活は、彼女にとって初めて3食ご飯が食べられる「普通の生活」を手に入れた場所でもありました。
ですが、その高校時代にも、いじめに遭い「3年間トイレでお昼ご飯をたべていた」語っています。
柔道部だったときの
写真貰いました🎵17歳🎵押忍‼️
はい〜 pic.twitter.com/6qyxII6jBZ— やす子 (@yasuko_sma) July 5, 2023
やすこさんの家族構成は少し複雑です。
両親が離婚した後、彼女の母親は再婚しましたが、母親と継父の間でのトラブルが続き、離婚しています。
さらに、やすこさんには5歳年下の妹がおり、母親が仕事で忙しく家にいないことが多かったため、
母親にかわって妹の面倒をみていたそうです。
学校の給食を持ち帰り、妹と一緒に食べることが日常的な光景となり、やすこさんは自らの食事を妹のために分け与えるなど、献身的に妹を支えていました。
やすこさんの父親は、彼女が幼い頃に家を出て行き、それ以来、長い間連絡が途絶えていました。
しかし、彼女が芸人としてテレビに出るようになったことで、思いもよらぬ形で父親との再会を果たすことができました。
SNSを通じて、ある日、彼女の元に「自分は君の父親だ」と名乗るメッセージが届きました。
最初は疑いを持ったやすこさんでしたが、そのメッセージには彼女の誕生日や幼少期の出来事などが詳細に書かれており、それが本当の父親であることを確信したとのこと。
予想外のかたちだったようですが、父親との再会をはたしました。
ランナーの練習
本日も15km走りました〜😆🎵 pic.twitter.com/Nq7c1p8dRs— やす子 (@yasuko_sma) August 22, 2024
やす子さんは、高校卒業後に自衛隊に入隊しました。(衣・食・住そろった環境がパチンコ屋さんか自衛隊の2択だったそう)
しかし2年勤務し退職を決意します。
「勘だったんですよ。“やーめよ”くらいの しゃべくり007での発言
その後、友人から「お笑いやらない?」と誘われ芸人の道へ。
もし友人が誘ってくれなかったら、今のやす子さんは居なかったですね。
現在、やす子さんはお笑い芸人として成功を収め、多くの人々に笑顔を届けています。
芸人としての成功により母親や妹との関係も良好なようです。
さらに、父親との再会を果たしました。
やす子さんの生い立ちは、幼少期の貧困や家族の複雑な事情、児童養護施設での生活など、非常に厳しいものでした。
しかし、彼女はそのすべてを乗り越え、現在では成功したお笑い芸人として多くの人々に笑顔と勇気を届けています。
彼女の家族との関係も、過去の試練を乗り越えたからこそ、再び結ばれ、強い絆が形成されています。
やす子さんの人生は、困難を乗り越える力と家族の絆の大切さを教えてくれるものであり、今後も彼女の活躍から目が離せません。