2026年8月29日放送の「24時間テレビ49」で、改めて注目を集めている音楽プロデューサーのつんく♂さん。
番組では、つんく♂さんと家族の実話をもとにしたスペシャルドラマ『幸せはある』も放送されます。
テレビを見て、
「つんく♂さんはなぜ声を失ったの?」
「なぜ喉頭を摘出することになった?」
「声が出ないのに、現在はどうやって会話しているの?」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
つんく♂さんは2014年に喉頭がんを公表し、その後、治療を続けるなかで喉頭の全摘出手術を受けました。
その結果、声帯を失い、それまでのように声を出すことができなくなりました。
歌手として長年活動してきたつんく♂さんにとって、これは人生を大きく変える出来事だったことは間違いありません。
では、なぜ喉頭を摘出することになったのでしょうか。
そして現在は、家族や仕事仲間とどのようにコミュニケーションを取っているのでしょうか。
つんく♂さんが声を失った経緯から、現在の会話方法まで、公表されている情報をもとにわかりやすく整理します。
つんく♂はなぜ声を失った?
#24時間テレビ49 スペシャルドラマ
8月29日(土)よる9時30分すぎ放送/
タイトルは #幸せはある ✨#つんく♂ さんを演じるのは #高橋光臣 さん!
関西出身・3児のパパ
そして #シャ乱Q の大ファン!
\高橋さん💬
「つんく♂さんの歩んだ人生を
自分も生きられるよう… pic.twitter.com/jEZxZB5zcp— 24時間テレビ【公式】【日本テレビ】 (@24hourTV) August 17, 2026
結論からいうと、つんく♂さんが声を失ったのは、喉頭がんの治療で喉頭の全摘出手術を受けたためです。
つんく♂さんは2014年3月、喉頭がんであることを公表しました。
同年2月に喉頭声帯にがんが見つかり、治療を受けていることを明らかにしています。
その後、2014年9月には一度、がんが「完全寛解」したことを発表しました。
これだけを見ると、
「一度治ったのでは?」
と思いますよね。
しかし、その後再びがんが見つかります。
つんく♂さんは同年10月、がんが再び確認されたことを公表しました。
治療を続けるなかで最終的に受けたのが、喉頭をすべて摘出する手術でした。
喉頭には声を出すために重要な声帯があります。
そのため喉頭を全摘出すると、それまでと同じ方法で声を出すことができなくなります。
つんく♂さんは、この手術によって声帯を失いました。
「病気そのものによって突然声が出なくなった」というより、喉頭がんの治療として喉頭を摘出した結果、声を失ったということになります。
つんく♂はなぜ喉頭を摘出した?
では、なぜ喉頭をすべて摘出することになったのでしょうか。
つんく♂さんは喉頭がんが見つかったあと治療を受け、一度は完全寛解を発表しています。
しかし、その後再びがんが確認されました。
治療を続けるなかで、最終的に選択されたのが喉頭全摘出術でした。
つんく♂さんが手術を受けたことが広く知られるようになったのは、2015年4月。
母校である近畿大学の入学式でした。
新入生の前に登場したつんく♂さんは、スクリーンに映し出されたメッセージを通して、自身が声帯を摘出したことを公表しました。
そこで伝えたのが、
「声を捨て、生きる道を選びました」
という言葉です。
歌手としてステージに立ち、「シャ乱Q」のボーカルとして数々の楽曲を歌ってきたつんく♂さん。
さらに音楽プロデューサーとして、多くのアーティストの歌声と向き合ってきました。
そんなつんく♂さんにとって、自分自身の声を失うことにつながる手術は、非常に大きな決断だったと考えられます。
ただし、具体的な治療方針や医学的判断について、外部から推測することはできません。
公表されている事実としては、喉頭がんの治療を続けるなかで喉頭の全摘出手術を受け、その結果として声を失ったということです。
喉頭を取ると声は出なくなる?
当時、持っていたこれらのCDジャケットを、自分が再現していることが嬉しくてたまらない。#24時間TV49#幸せはある#つんく♂さん#北川景子 さん#シャ乱Qジャケット#本当に自分なのか分からなくなる https://t.co/J9yobKUM6B
— 高橋光臣 (@mitsuomi0310) August 27, 2026
ここで、
「喉頭を摘出すると、なぜ声が出なくなるの?」
という疑問も出てきます。
私たちが普段話すときには、肺から送り出された空気によって声帯が振動し、声のもとになる音が作られています。
しかし、喉頭を全摘出すると声帯も失われます。
そのため、手術前と同じ仕組みで声を出すことができなくなるのです。
つんく♂さんの場合も、喉頭の全摘出によって、それまでのような声を失いました。
当然ながら、話し声だけではありません。
歌手だったつんく♂さんにとっては、それまでの方法で歌うこともできなくなったということになります。
ただ、
「声帯を失った=人と会話できなくなる」
という意味ではありません。
喉頭を摘出した人には、文字によるコミュニケーションのほか、食道発声や電気式人工喉頭など、意思を伝えるためのさまざまな方法があります。
つんく♂さんも、以前とは違う方法で周囲とのコミュニケーションを続けています。
現在どうやって会話している?
では現在、つんく♂さんはどのように家族や仕事仲間と会話しているのでしょうか。
つんく♂さんが使ってきた方法の一つが、パソコンやスマートフォンなどを使った文字によるコミュニケーションです。
声帯摘出後にテレビ出演した際にも、パソコンを使って文字を入力し、出演者とコミュニケーションを取る姿が見られました。
イベントなどでは、LINEなどを使ってやり取りする様子も報じられています。
そしてもう一つが、
「食道発声」
です。
食道発声とは、口などから取り込んだ空気を利用し、食道の入り口付近を振動させることで音を作る方法です。
声帯を使っていた以前の声とまったく同じものではありませんが、喉頭を摘出した人が再び発声するための方法の一つです。
つんく♂さん自身も、食道を震わせる方法で声のような音を出せるようになったことを明かしています。
家族や身近なスタッフとの意思疎通にも使っているとされています。
「つんく♂さんは現在まったく会話ができない」というわけではありません。
文字によるやり取りや食道発声など、その場面に合った方法を使いながらコミュニケーションを取っているのです。
テレビでは本人が声を出して話す場面が少ないため、
「普段はどうやって家族と話しているんだろう?」
と疑問に思う人もいるかもしれません。
しかし、声帯を失った後も、新しい方法を身につけながら家族や周囲の人たちとのコミュニケーションを続けています。
声を失っても音楽を続けられる理由
もう一つ気になるのが、
「歌えなくなったのに、なぜ現在も音楽活動を続けられるの?」
ということではないでしょうか。
つんく♂さんは喉頭を摘出した後も、音楽プロデューサーや作詞家、作曲家として活動を続けています。
メロディーを作る。
歌詞を書く。
アーティストをプロデュースする。
そして、自分が作った作品を誰かに歌ってもらう。
自分自身の歌声を失っても、音楽を届ける方法まで失われたわけではありませんでした。
つんく♂さんは声を失ったあとも、音楽制作やプロデュースなどを続けています。
声を失ったことで音楽家としての人生が終わったのではなく、音楽との関わり方を変えながら活動を続けているのです。
まさかのご本人から!僕もこのツイート二度見しました。ご本人にそう言っていただけるとは光栄です。嬉しいです。ありがとうございます。最後の最後まで心を込めて演じさせていただきます。
よろしくお願いいたします。https://t.co/JsCMaF6oNA…#24時間TV49#24時間TV#つんく#北川景子… https://t.co/liZ2jdYQZQ— 高橋光臣 (@mitsuomi0310) August 17, 2026
2026年8月29日の「24時間テレビ」では、そんなつんく♂さんと家族の実話をもとにしたスペシャルドラマ『幸せはある』が放送されます。
なぜ声を失ったのか。
なぜ喉頭を摘出することになったのか。
現在はどうやって家族と会話しているのか。
そして、
声を失ったあと、どのように音楽と向き合ってきたのか。
その背景を知ると、今回のドラマで描かれるつんく♂さんと家族の物語も、また違った見え方をするのではないでしょうか。


