あの『ドラゴンボール』や『ちびまる子ちゃん』に関わってた!?
そう聞けば、誰もが「え、それってどんな人?」と気になるはず。
実はその人物こそ、2025年にフジテレビの新社長に就任した清水賢治さんなんです。
フジテレビが揺れる中、社長に抜擢された“アニメ畑出身”の男。
今回はその知られざる経歴や手腕、そして“なぜ今、彼が選ばれたのか”までじっくり掘り下げていきます。
清水賢治のプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 清水 賢治(しみず けんじ) |
生年月日 | 1961年1月3日(2025年時点で64歳) |
出身大学 | 慶應義塾大学 法学部卒(1983年) |
入社年 | 1983年 フジテレビ入社 |
主な肩書 | フジ・メディア・ホールディングス専務取締役 → フジテレビ社長(2025年1月就任) |
アニメ界の裏ボス!? 名作を連発したプロデューサー時代
清水さんの代名詞といえば、「アニメ黄金期の立役者」という肩書き。
本当にその通りで、彼が関わったアニメ作品のラインナップがエグい。
『ドラゴンボール』
『ちびまる子ちゃん』
『幽☆遊☆白書』
『ゲゲゲの鬼太郎』(第3・4作)
『みどりのマキバオー』
『ロミオの青い空』
……どうです?もう、日本のテレビアニメの歴史そのものをプロデュースしてるレベル。
40代の私には、まさにドンピシャ世代!(懐かしすぎて泣けてくるレベル)
なかでも『ちびまる子ちゃん』では、初代プロデューサーとしてキャラクター作りから関わり、
視聴率39.9%という日本アニメ史上に残る記録を叩き出しました。
実は“二刀流”アニメだけじゃない、清水賢治のドラマ実績もスゴい
「清水賢治?あぁ、アニメの人でしょ?」
……いやいやいや、それだけで済ませたら大間違い!
実はこの人、ドラマ制作でもめちゃくちゃ結果を出してるんです。
ちょっと作品名を並べてみましょう。
『世にも奇妙な物語』 ← ちょっとホラーで、ちょっと哲学で、結局“全部見ちゃう”やつ!
『容疑者Xの献身』 ← ガリレオシリーズ屈指の名作。泣いた人、正直多いはず。
『美味しんぼ』 ← 料理なのに、なぜか社会派。味も主張も濃いめでクセになる。
あの頃の“フジのドラマ枠”を支えてたのは誰なのか、もう分かりますよね?
「アニメの裏に清水あり」
「ドラマの裏にも清水あり」
って、どんだけ“裏の主役”やってるんですかって話
ヒットを当ててもガンガン前に出てくるタイプじゃなくて、
“黙って実績を積む職人肌”なところもまたカッコいい。
私が一番憧れるタイプ…
今思えば、「あのドラマも、えっこの人だったの!?」って驚きの連続。
そういう“静かなる実力者”って、年々貴重になってきてる気がしますよね。
今、社長に。「現場を知る男」に期待が集まるワケ
前社長・港浩一氏の辞任を受け、「誰が立て直すのか?」と注目が集まる中での抜擢。
業界内も世間も、「え?次どうすんの?」という空気が漂う中、選ばれたのが清水さん。
まさに「この人しかいない」というタイミングだったと言えるでしょうか。
というのも、今のフジに突きつけられているのは“信頼の再構築”という超ヘビーなミッション。
視聴率、番組内容、報道の透明性、コンプライアンス課題は山積みで、ちょっとやそっとの手直しじゃどうにもならない状況。
そんな中で、現場からはこんな声が上がっています。
「清水さんって、“現場の人間をちゃんと見てくれる人”って印象ある」
「トップが“現場主義”ってだけで、現場の士気が全然違うんだよね」
このリアルな声。
上から目線じゃなくて、ちゃんと“同じ目線で立ってくれる人”の存在って、どれだけ心強いか。
清水さん自身、もともとはアニメやドラマの制作現場をがっつり歩いてきた人。
いわゆる「根っからの現場たたき上げ」

日枝さんもそうだったような…
もちろん、いくら現場を知っていても「社長の器」としてどうなの?って話は出てくると思います。
編成部長やコンテンツ事業のトップとして、ヒット作品を生み出しつつ、局全体のバランスも見てきたという、まさに「攻守バランス型リーダー」。
派手に吠えるタイプじゃない。
でも、じわじわと信頼を積み上げてきた“縁の下の力持ち”。
そして何より、“口だけの経営陣”ではない。
そういう“本質”を知ってるからこそ、今のフジに清水さんが必要だったのかもしれません。
たしかに派手さはない。
でも、“テレビのリアル”を知ってる人がトップに立つことで、きっと変わることもあるはずです。
清水社長の手腕に期待するしかない
新社長に就任した清水賢治さん。
これからどんな変化をフジテレビにもたらしてくれるのか、注目せざるを得ない状況が続いています。
現在、清水さんが取り組んでいるのは、「フジのリセットと再構築」
けれどその中身は、想像以上に細かくて、かつ重要なものばかりです。
社員の士気をどう上げるか
スポンサーとどう信頼関係を築き直すか
そして何より、近年問題視されてきた「コンプライアンス」への対応
どれも、とてつもなく重要で大変な問題です。
けれど、今のフジが抱える課題を一つひとつ丁寧に見ていくと、どれも避けて通れない“本丸”ばかりなんです。
中でも特に重要とされているのが、コンプライアンスと透明性の強化。
「やらせ問題」や「不適切表現」、そして内部のガバナンス体制。
どれもテレビ局としての信頼を揺るがす要素であり、清水さんはそこを“真っ先に手をつけるべき課題”として受け止めているようです。
そしてもうひとつ、大事なキーワードが「コンテンツの本質的な強化」。
“数字さえ取れればいい”という番組作りから、
“視聴者の心に残るものを届けたい”という方向へ。
今、視聴率だけに一喜一憂してる場合じゃない。
もしくはSNSで「これ、泣いた」「考えさせられた」とリアルな感情が動くような番組。
そんな“記憶に残るコンテンツ”を作れるかどうかが、これからのテレビには求められています。
現場の人の声を聞き、数字だけじゃなく“中身”を大切にする。
そんな姿勢が、かつてのフジを愛していた視聴者たちをもう一度振り向かせるきっかけになるかもしれません。
テレビは終わった――
そう言われる時代だからこそ、「まだ変われる」ってところを見せてほしい。
清水賢治さんの改革が、ただの“社長交代”で終わるのか、
それとも新たなフジテレビの始まりになるのか。
その答えは、もうすぐ見えてくるかもしれません。
まとめ:清水社長の経歴は、まさに“ヒットの裏側を知る男”だった!
-
清水賢治さんはアニメ界出身の“ヒット請負人”
-
『ドラゴンボール』『ちびまる子ちゃん』などを担当
-
ドラマ制作や経営手腕にも優れた“二刀流”
-
フジ再建に本気で挑む社長へ
フジテレビの未来は、この“現場上がりのプロデューサー”にかかっているかもしれません。
これからの清水社長の一手一手に、世間が注目しています。
「どうすれば、いい番組が生まれるのか」
「誰が裏で支えてるのか」