元広島東洋カープの羽月隆太郎さんが、2026年5月28日のTikTok配信で事件後初めて自身の胸の内を語りました。
配信では、指定薬物「ゾンビタバコ」を使用するに至った経緯だけでなく、逮捕後に味わった孤独や家族への思い、さらには球団内で経験したという衝撃的な出来事についても赤裸々に告白しています。
また、自身を含めて6人の選手が関与していたとの発言も大きな波紋を呼び、プロ野球界の管理体制や組織文化にまで議論が広がる事態となりました。
事件の背景や当時の心境、そして現在の思い。
この記事では、羽月隆太郎さんの配信内容をもとに、ゾンビタバコ事件の真相や告白された過去、現在の状況まで詳しく解説します。
羽月隆太郎がゾンビタバコで逮捕
羽月隆太郎の配信、かなり重い。
・6人の選手がゾンビタバコ使用
・先輩の言うことは絶対の昭和的空気
・飲めない酒を無理やり飲まされた
・炙ったフォークを当てられ傷が今も残る
・球団に相談しても“グレーは処分できない”これが事実なら、個人の不祥事で終わらせていい話じゃない。 pic.twitter.com/cyqnRISp3u
— 祭りの現場 (@matsuri_genba) May 28, 2026
元広島東洋カープの羽月隆太郎さんは、2026年1月に指定薬物「エトミデート」を使用したとして逮捕され、大きな注目を集めました。
羽月さんは2018年のドラフト7位で広島東洋カープに入団した選手です。
俊足を武器に活躍し、代走や守備固めだけでなく打撃面でも成長を見せていました。
特に2025年シーズンは自己最多となる74試合に出場し、17盗塁、打率.295を記録するなど、キャリアハイともいえる成績を残していたため、多くのファンが今後の飛躍を期待していましたよね。
期待の若手選手だっただけに、衝撃のニュース
そんな中で報じられた逮捕のニュースは、球界だけでなくファンにも大きな衝撃を与えることになります。
問題となったのは「エトミデート」と呼ばれる薬物でした。
エトミデートは海外では麻酔導入薬として使用されることがありますが、日本では医薬品として承認されておらず、指定薬物として規制されています。
近年、一部で「ゾンビタバコ」と呼ばれ社会問題化しており、吸引すると意識が朦朧としたり、身体の自由が利かなくなったりする危険性が指摘されていました。
実際にSNS上では、使用者がふらつきながら歩く様子や、意識がはっきりしない状態になる動画などが拡散され、「まるでゾンビのようだ」と話題になったことから、この通称が広まったとされています。
社会問題として広がる薬物被害
報道によると、羽月さんは2025年12月頃に自宅でエトミデートを使用した疑いが持たれ、2026年1月27日に逮捕されました。
プロ野球選手による薬物関連事件ということもあり、ニュースは全国的に大きく報じられました。
その後の捜査や裁判では、羽月さん自身が使用を認める供述を行い、事件の詳細が明らかになっていきます。
2026年5月15日に行われた広島地裁での裁判では、拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。
執行猶予付き判決となったものの、社会的責任は非常に重く、プロ野球選手としてのキャリアにも大きな影響を与える結果に。
球団は逮捕後に契約解除を発表しており、羽月さんは広島東洋カープを退団。
ファンからは「なぜそんなものに手を出してしまったのか」「期待していただけに残念」といった厳しい声が上がる一方で、「まだ若いのだから更生してほしい」「しっかり反省して人生を立て直してほしい」という意見も見られました。
さまざまな意見が交錯する状況
また、この事件が注目された理由の一つに、羽月さんが後に語った使用経緯があります。
本人の配信によると、エトミデートを初めて使用した当時は違法薬物だという認識がなく、「安眠できる」「リラックスできるシーシャ」として紹介されていたと説明しています。
もちろん、結果として指定薬物を使用した責任が消えるわけではありません。
しかし、事件の背景には本人が後に語った複雑な人間関係や環境の問題も存在していたことから、多くの人がその告白に注目することになりました。
さらに2026年5月28日に行われたTikTok配信では、逮捕後の生活や家族への思い、そして球団内で経験したとされる出来事についても赤裸々に語っています。
その内容は単なる薬物事件の枠を超え、「なぜこのような事態に至ったのか」を考えさせられるものとして大きな反響を呼びました。
配信で激白したカープ選手5人は誰?
羽月隆太郎のtiktokライブ見たけど、ガチで後悔してるのが伝わってきて辛かった。
配信のやばかった点↓
・先輩と仲が悪くなりチームで孤立したことは事実
・球団には昭和の雰囲気が残ってる
・ライターで炙ったフォークを首に当てられたこともある#羽月隆太郎 pic.twitter.com/xl21q3YPgu— 白鵬翔平 Hakuho Shohei (@ONARADIO) May 28, 2026
2026年5月28日に行われたTikTok配信で、羽月隆太郎さんは事件に関する新たな証言を行いました。
その中でも特に注目を集めたのが、「自分を含めてカープの選手6人がゾンビタバコを使用していた」という発言です。
逮捕当初から「他にも関与した選手がいるのではないか」との声はありましたが、本人の口から複数の使用者の存在が語られたことで、SNSやネットニュースでも大きな話題となりました。
ただし、残る5人の選手については現在も実名が公表されていません。
球団や警察から新たな発表もなく、真相は不明なままです。
注目を集める未公表の5人
ここでは、配信で明かされた内容をもとに詳しく整理していきます。
①自身を含めたカープの選手6名が使用
羽月さんによると、指定薬物エトミデートを使用していたのは自身を含めて6人だったそうです。
この証言は配信直後から大きな反響を呼び、多くのファンを驚かせました。
プロ野球選手による薬物事件だけでも衝撃的ですが、複数人が関与していた可能性が示されたことで、さらに関心が高まることになります。
一方で、羽月さんは他の選手の名前を明かしていません。
使用時期や頻度についても詳細な説明はなく、具体的な人物像までは語られませんでした。
そのため、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っています。
しかし、現時点で公式に関与が確認されたのは羽月さんのみです。
報道機関も残る5人の実名を伝えておらず、SNS上での推測を事実として受け取るのは避けるべきでしょう。
また羽月さんは、逮捕後の取り調べで他の使用者についても説明したと話しています。
それでも追加の逮捕者が出ていない状況に対し、複雑な思いを抱いている様子もうかがえました。
さまざまな憶測が広がる状況
もちろん、指定薬物を使用した責任は本人にあります。
それでも配信では「自分だけの問題ではなかった」という認識を率直に語っており、その発言が大きな議論を呼ぶ結果となりました。
②先輩経由の知人からシーシャと紹介
羽月さんは、ゾンビタバコを使用するようになった経緯についても詳しく説明しています。
きっかけは2025年春頃の東京遠征だったといいます。
遠征先で訪れたバーにおいて、先輩を通じて知人を紹介されたことが始まりだったそうです。
その人物は球団関係者ではなく、複数の野球選手と交流がある一般人だったとされています。
当時、その知人からは「安眠できる」「リラックス効果があるシーシャ」と説明を受けたとのこと。
羽月さん自身も違法薬物だとは認識しておらず、気軽な感覚で使用してしまったと語っています。
実際に吸引後はリラックスした感覚があり、その後も継続的に利用するようになったそうです。
配信では、多いときで1日に2回ほど使用していた時期があったことも明かされました。
さらに後半になると、商品が寮へ郵送される形で届いていたとも説明しています。
継続的な使用へつながった経緯
こうした証言からは、一時的な興味本位ではなく、一定期間継続して使用していた状況が見えてきます。
ただし、違法性を知らなかったとしても責任がなくなるわけではありません。
実際に裁判では有罪判決が下されており、プロ野球選手としてのキャリアも失う結果となりました。
近年は電子タバコやシーシャを装った違法薬物が問題視されています。
今回のケースは、そうした危険性を改めて社会へ示した事例と言えるかもしれません。
③警察や球団がグレーを処分できない理由
TikTok配信の中で特に印象的だったのが、他の選手に対する捜査や処分についての説明でした。
羽月さんによれば、取り調べの際に他の使用者についても供述したそうです。
しかし警察からは「グレーな状態では逮捕できない」という趣旨の説明を受けたと語っています。
薬物事件では客観的な証拠が極めて重要になります。
たとえば尿検査の結果や押収物、本人の自白などが代表的な証拠です。
立件に必要となる客観的証拠
第三者の証言だけでは立件に至らないケースも少なくありません。
そのため、羽月さんが説明した内容だけで直ちに刑事責任を問うことは難しかった可能性があります。
また球団についても同様の事情があったようです。
配信では「グレーな選手を同じように処分することはできないと言われた」と振り返っています。
実際、球団は事件後に選手への聞き取り調査や検査を実施しました。
その結果、他の選手の関与は確認できなかったと公表しています。
報道でも尿検査は陰性だったと伝えられており、追加処分に踏み切るだけの根拠がなかったと考えられます。
仮に疑惑だけで契約解除や出場停止を行えば、別の法的問題へ発展する恐れもあります。
こうした背景から、羽月さんの証言と球団側の説明が並行して存在する状況になっているのでしょう。
現時点で残る5人の選手の名前は明らかになっていません。
公式に使用が認定された人物も確認されていないため、ネット上の憶測や特定行為には十分な注意が必要です。
憶測ではなく事実確認が重要ではないでしょうか。
今回の配信によって、ゾンビタバコ事件の新たな側面が見えてきました。
その一方で、証拠がなければ処分できないという現実も浮き彫りになっています。
さらに羽月さんは、薬物問題だけでなく球団内で経験したとされる壮絶な人間関係についても言及しました。
球団内の壮絶ないじめと孤立の過去
元・広島カープ 羽月隆太郎氏「先輩の言うことは絶対だという雰囲気がありました。体質的にお酒が飲めない僕でも飲まなければならない空気がありました。飲んで寝てしまった際には、ライターで炙ったフォークを首に当てられたこともあり、その傷は今でも残っています」 pic.twitter.com/dsADhlVgJM
— @airi_fact_555 (@airi_fact_555) May 28, 2026
TikTok配信で、多くの視聴者が衝撃を受けたのはゾンビタバコ事件の経緯だけではありませんでした。
配信の中では、プロ野球選手として過ごした球団内での人間関係についても率直に語っています。
その内容は、一般的にイメージされる華やかなプロ野球の世界とは大きく異なるものでした。
もちろん、羽月さんの証言はあくまでも本人が語った内容です。
球団側が事実関係を認めたわけではありません。
それでも、本人が現在も傷跡を抱えていると明かしたことから、SNSでは「想像以上に過酷だった」「もし事実なら深刻な問題ではないか」といった反応が相次ぎました。
配信では、チーム内での孤立や飲酒の強要、さらに身体的な嫌がらせを受けた経験まで語られており、多くのファンが驚きを隠せなかったようです。
①師匠との破門をきっかけにチーム内で孤立
羽月さんによると、球団内で孤立するようになった大きなきっかけは「師匠」と呼んでいた先輩との関係悪化だったそうです。
配信では具体的な人物名こそ明かされませんでしたが、その先輩との関係が途絶えたことで、チーム内での立場が大きく変化したと説明しています。
プロ野球の世界では先輩後輩の関係が重視される傾向があります。
人間関係が競技生活を左右する現実
特に昔ながらの価値観が残る組織では、人間関係が競技生活に大きな影響を与えるケースも少なくありません。
羽月さんは、そうした環境の中で徐々に居場所を失っていったと振り返っています。
チームスポーツにおいて孤立は想像以上に大きなストレスになります。
毎日の練習や遠征、試合をともにする集団の中で疎外感を抱え続けることは、精神的にも大きな負担となるでしょう。
実際、羽月さんの配信からも当時の苦しさが伝わってきました。
SNSでは「プロ野球選手でも人間関係に悩むのか」「結果を出していても孤立することがあるのは厳しい世界だ」といった声も見られています。
一方で、現時点では球団側からこの件についての具体的な説明はありません。
そのため、事実として断定するのではなく、本人がそのような経験を語ったという点を踏まえて受け止める必要があるでしょう。
②下戸なのに無理やりお酒を飲まされる
配信の中で特に注目されたのが、飲酒の強要に関する証言でした。
羽月さんは自身について「もともとお酒が飲めない体質だった」と説明しています。
僕も飲めない体質なんでそこはよくわかる…
本人が語った飲酒強要の実態
いわゆる下戸であり、アルコールへの耐性が強いタイプではなかったようです。
しかし、チーム内には先輩の言うことが絶対という雰囲気が存在していたといいます。
そのため、断りたくても断れない状況があり、無理やり飲酒を求められることがあったそうです。
近年ではアルコールハラスメントへの理解が進み、飲酒の強要は社会的にも問題視されています。
企業やスポーツ団体でもコンプライアンス教育が強化される中、もしこうした行為が実際に行われていたのであれば深刻な問題と言えるかもしれません。
特にプロスポーツ選手は身体が資本です。
飲めない人に無理やり酒を飲ませる行為は、健康面だけでなく競技パフォーマンスにも悪影響を与える可能性があります。
羽月さんは配信で、昭和的な古い体質が残っていたと感じていたことも明かしました。
上下関係を重んじる文化そのものが悪いわけではありません。
ただし、その価値観が行き過ぎた場合、若手選手が声を上げにくい環境を生み出してしまう恐れがあります。
スポーツ界全体に向けられた課題
今回の告白は、プロ野球界だけでなくスポーツ界全体の組織文化について考えさせられる内容として受け止められています。
③ライターで炙ったフォークを首に当てるいじめ
配信の中で最も衝撃的だったのは、首に傷が残ったといういじめの告白ではないでしょうか。
羽月さんによると、お酒を飲んで寝ていた際、ライターで熱したフォークを首に押し当てられたことがあったそうです。
その傷は現在も残っていると説明していました。
この発言が伝わると、SNSでは驚きや怒りの声が一気に広がりました。
「いじめというレベルを超えている」「もし事実なら暴行ではないか」といった意見も少なくありません。
実際、身体に傷が残るような行為は決して軽視できるものではありません。
また、多くのファンが衝撃を受けた理由は、こうした出来事がプロ野球というトップレベルのスポーツ組織で起きた可能性が示されたからです。
一般的にプロ選手は夢を与える存在として見られています。
だからこそ、その裏側で深刻な人間関係の問題があったとすれば、社会的な関心が高まるのも自然な流れでしょう。
現在も残るとされる首の傷跡。
しかし、羽月さんが涙ながらに語る姿を見て、当時の苦しみが相当なものだったと感じた視聴者は多かったようです。
ゾンビタバコ事件をきっかけに注目された今回の配信ですが、その内容は単なる薬物問題にとどまりませんでした。
孤立やいじめ、過度な上下関係など、スポーツ界が抱える課題にも光を当てるものだったと言えるでしょう。
そして羽月さんは、そうした過去を振り返りながらも、自分を支えてくれたファンや家族への感謝を何度も口にしています。
配信後の球団の対応とこれからの課題
【言及】羽月隆太郎氏の配信受け…広島カープ球団本部長「こちらが反応することはない」https://t.co/sf786dBW50
エトミデートを使用したとして有罪判決を受けた元広島の羽月氏が生配信したことを受け、鈴木球団本部長は「ネットの発信に対して一つ一つこちらが反応することはない」とした。 pic.twitter.com/JNRbmj1XE9
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 29, 2026
羽月隆太郎さんのTikTok配信は、ゾンビタバコ事件の新たな側面を明らかにしたことで大きな反響を呼びました。
特に注目を集めたのは、「自身を含めてカープの選手6人が使用していた」という証言です。
プロ野球界における薬物問題としてもインパクトの大きい内容だったため、配信後には球団の対応を注視する声が相次ぎました。
しかし現時点で球団側は、配信内容に対する詳細なコメントを発表していません。
報道によると、球団本部長は配信後に取材を受けた際、「特にコメントすることはない」という趣旨の対応を取ったとされています。
そのため、ネット上では「なぜ説明しないのか」「追加調査は行わないのか」といった疑問の声も上がっています。
一方で、組織として簡単に発言できない事情があることも事実でしょう。
今回の問題は、個人の違法行為だけでなく、球団運営や選手管理のあり方まで議論が広がる事態となっています。
球団が静観姿勢を取る理由とは…
配信の中で羽月さんは、他にも使用者がいたと語りました。
現時点で公式に認定されているのは本人のみ
しかし、現時点で公式に関与が認定されているのは羽月さんのみです。
- 球団は逮捕後と裁判後に選手への聞き取り調査や検査を実施しており、その結果として「他の使用者は確認できなかった」と説明しています。
- 実際、報道では対象選手の尿検査は陰性だったと伝えられています。
仮に羽月さんの証言があったとしても、それだけで追加処分に踏み切るのは容易ではありません。
プロ野球選手も労働契約を結ぶ立場であり、客観的な証拠がない状態で処分を行えば、別の法的トラブルへ発展する可能性があります。
そのため球団としては、新たな証拠がない限り静観せざるを得ないという事情も考えられます。
また、配信内容そのものが本人の証言に基づくものであり、第三者による裏付けが十分に取れていない点も影響しているでしょう。
組織として公式見解を出すには、慎重な事実確認が求められます。
こうした背景から、現段階では積極的なコメントを避ける姿勢を取っているものとみられています。
グレーな段階では処分できない現実!
今回の事件で浮き彫りになったのは、薬物問題における「証拠の壁」です。
【羽月隆太郎Tiktokライブまとめ】
・自分含め6人のカープ選手がゾンビタバコを使用していた
→他の選手を守るために、容疑を否認(時間稼ぎ)をしていたが、その後誰からも連絡が来なくなった(裏切られた)
・警察、球団に相談→尿検査で陽性が出ていない選手を逮捕、処分することはできない— ゆ (@tan_naaa0_0) May 28, 2026
羽月さんは配信の中で、警察から「グレーな状態では逮捕できない」と説明されたことを明かしました。
さらに球団からも「グレーな選手を同じように処分することはできない」と伝えられたと語っています。
この発言は、多くのファンに複雑な印象を与えました。
一般的な感覚では、「使用していたという証言があるなら調査すべきではないか」と感じる人もいるでしょう。
ただ、刑事事件や組織運営においては、疑惑だけで処分を下すことはできません。
薬物事件の場合、尿検査や押収物、本人の供述などが重要な証拠になります。
もし検査結果が陰性で、本人も関与を否定している場合、処分の根拠を示すことは極めて難しくなります。
これは球団に限らず、多くの企業やスポーツ団体でも同様です。
だからこそ今後は、違法薬物が選手へ接触する前の段階で防ぐ仕組みづくりが重要になるのではないでしょうか。
特に近年はSNSや知人関係を通じて違法薬物が広がるケースも増えています。
「知らなかった」「違法だと思わなかった」では済まされない時代だからこそ、選手教育の充実が求められているのかもしれません。
今回の一件は、薬物対策の難しさと再発防止の重要性を改めて示した出来事と言えそうです。
選手のメンタルケアと組織改革も課題
今回の配信が大きな注目を集めた理由は、薬物使用の経緯だけではありませんでした。
羽月さんは球団内での孤立や人間関係の悩み、さらにはいじめを受けたとされる経験についても語っています。
もちろん、仮に苦しい環境があったとしても違法薬物の使用が正当化されることはありません。
プロ野球選手として社会的責任を負う立場であり、その過ちは厳しく受け止める必要があります。
一方で、背景にどのような問題があったのかを検証することも再発防止のためには欠かせません。
近年のスポーツ界では、メンタルヘルスへの支援体制強化が重要視されています。
競技のプレッシャーに加え、人間関係や将来への不安を抱える選手も少なくありません。
そうした悩みを相談できる環境が整っていなければ、精神的に追い込まれてしまうケースも考えられます。
また、上下関係を重んじる文化が残る組織では、若手選手が声を上げにくい状況が生まれる可能性もあります。
今回の配信内容がすべて事実かどうかは別として、スポーツ界全体が組織文化について見直すきっかけになったことは間違いないでしょう。
再発防止へ向けた組織改革の必要性
羽月さんは現在、家族に支えられながら社会復帰を目指していると語っています。
小中学生から「野球を教えてほしい」と声を掛けられ、涙が止まらなかったというエピソードも明かしました。
過ちを犯した事実は消えません。
それでも再出発を目指す人をどう支えるのか、そして同じ問題を二度と起こさないために何が必要なのか。
今回のゾンビタバコ事件は、個人の責任だけでなく、プロスポーツ界のあり方そのものを考えさせる出来事となりました。

